竹久夢二 詩碑
〈竹久夢二詩碑案内〉
ふるさとの母、姉への慕情
泣く時はよき
母ありき
遊ぶ時は
よき姉
ありき
七つのころよ
郷愁の詩人画家と称される竹久夢二は、遠く離れたふるさとを思って絵を描き、詩を詠むことがしばしばありました。特に夢二にとって特に温かい記憶となっていたのがよき理解者であった母と、六歳年上の姉・松香で、夢二は自身のこども時代を想い出し表現する中にその姿を描き、詩にしました。雑誌『中学世界』(明治四十三年発行)に掲載された本作が石碑として建てられました。
昭和53年9月 郷土夢二の会 建立
【アクセス】夢二生家記念館・少年山荘
岡山県瀬戸内市邑久町本庄2000
ブルーライン「邑久IC」下車 自家用車約3分
〈撮影〉矢吹恭孝